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利き酒師は、何種類ものお酒の中から、銘柄をズバリと当てる人ではありません。杜氏なら当然知っているお酒の知識(日本酒の歴史、原料に使われる米の種類や産地、仕込み水や醸造工程)はもちろん、日本酒を通して、皆さんにより美味しく、より楽しんで頂く、《食と合う酒》を提供しながら、《場》を楽しんでいただくための“演出”をするのが仕事です。
よくワインのソムリエと比較されますが、一番違うところは、テイスティングでしょう。ソムリエは、「ブドウの品種」「地方」「ワイナリー名」「年代」までズバリ答える必要が有りますが、利き酒では、そこまでは必要とされていません。ただし、4タイプに分類された(薫酒、爽酒、醇酒、塾酒)中のどれに当てはまるかを見極め、色や味、香りの個性を言葉で表現し、どのようなシーンのどんな料理に合うかを説明していきます。
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